2005年に著者である私が会社を立ち上げた頃は「ホームページは企業だけでなく個人で持つ時代に突入した!」と感心していたのもつかの間!たったの10年ちょっとでソーシャルメディアの時代になり、WEBを介したコミュニケーションが日常生活に深く深く関わる時代になりました。

スマートフォンの普及も後押しし2016年のインターネット人口普及率はなんと83.5%となっております。24時間スマホを肌身離さず持っている人も少なくありません。(私もその中の一人です)いやはや本当にビックリです。私がインターネットを始めた頃はオタクと勘違いされるくらい珍しがられたのに・・・今では逆にインターネットが出来ない人の方が少ないと思います。

本当にすごいスピードで進化してます。人口の80%を超える人がインターネットを利用しているのですから、当然マーケティング手法も日々変化しています。これからご説明するデータは2005~2012年までのマスメディアの「日本の広告費」を時系列にまとめたものです。

※日本の広告費のデータは書籍をお買い上げいただいた方のみとさせていただきます。(ご了承下さい)

ご覧いただくと、いかにインターネットの成長が凄かったかが分かると思います。ちなみに2012年の広告費は5兆8913億円です。2005年当時はマス媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)でラジオを抜き3位になった事で「スゴイぜマジ~!!」と妖怪ウォッチ並に驚いていたのを覚えておりますが、2012年にはテレビに次いで第2位になっています!

何故インターネットはこんなにまで需要が高いのか?簡単に説明すると以下の通りです。

  • 情報を探している人にダイレクトに伝える事が可能な事!
  • 実店舗が要らない
  • 設備投資が最小限で済む
  • 広告宣伝費が安い
  • 世界中何処にいても良い/場所を選ばない
  • とても手軽である/導入しやすい
  • 情報収集がしやすい
  • レアな商品が購入できる

WEBプロモーション成長の鍵となったのが「検索連動型広告」(PPC広告)の誕生です。この広告のおかげで中小企業が戦力的にインターネット広告出稿が出来るようになりました。また、オークションやショッピングモールを利用して売り上げをUPさせている企業も増えました。

インターネットはとっつきにくいイメージがありますが、面倒がらずにコツコツとインターネットを活用すれば「大成功」出来る可能性があるわけです。とは言っても、うちにはそんなに売れる商品は無いし、コツコツマメなタイプじゃ無いから無理だよ!!とおっしゃる方もいるでしょうし、競合が多くてとてもネットで販売してもどうせ無理だよ!!と思う方もいるでしょう!!

それでも諦めてはいけません!!
商品が売れる仕組みは?インターネットも実店舗も考え方は同じです。

※図については書籍をお買い上げいただいた方のみとさせていただきます。(ご了承下さい)

これは商品が売れる場合の仕組みですね。
では実際に人が来ても売れなかった時はどんな時?

  • 欲しい商品が無かった
  • 欲しい商品が見つからなかった
  • 欲しい商品はあったが値段が高かった
  • 欲しい商品はあったが他のお店も見たいので今は買わない
  • 欲しい商品はあったが、色や種類が違かった
  • 暇つぶし
  • 競合他社の調査員?

上記のようなユーザーの心理をあらかじめ分かっていれば売れない訳がないのです。コンビニエンスストアを想像して見て下さい。私も詳しくは知りませんが、かなりユーザー導線考え店舗を設計したんだなあ!っていつもお店に入るたびに思います。お客様の多くは入り口から矢印の方向に進むのですね。

これが「導線」です。

人間の習性に合わせてそれぞれ商品が陳列されているのです。さらにレジ周りには「ついで商品」がずら〜と並んでいます。それと棚の下のほうには子供が欲しがる玩具が沢山あります。さらにさらにレジの上にはガムやチョコ、アメなどが!!!これが売り上げをUPする巧妙に仕組まれた戦略なのです。

【ポイント】
WEBサイトも実店舗も考え方は一緒!導線をしっかり整備!!

ホームページなどインターネット上の店舗もこれと全く同じなのです。WEBを使って売上をあげる為にはPRとマッチングしたWEBサイトの導線がシッカリ整備されている事が大切なのです。ホームページにかなり投資をしインターネットで広告を実施してもなかなか集客や売り上げにつながらない理由は導線整備不足が原因だったのです。

後の章で出てきますが検索広告とランディングページをうまく活用することですべてが解決できます。

こうご期待!!!