真剣だから笑う

昨日、高校野球を観ていて、たくさんの気づきをもらった。

真剣に勝負している選手たちの表情。
汗だくで、全力で、夢中でプレーしているのに、ふとした瞬間に笑っている。
エラーしても、空振りしても、仲間と顔を見合わせて、笑っている。
その姿に、なんだか胸を打たれた。

「真剣だからこそ笑う」
「苦しいからこそ笑う」

そんな姿が、ものすごく眩しく見えた。

正直、僕にはなかった発想だ。
真剣なときこそ、顔はこわばっていた。
「今は笑ってる場合じゃない」
「集中しなきゃ、気を抜いちゃダメだ」
いつのまにか、そういう思い込みに縛られてたのかもしれない。

でも、笑ってる高校球児たちは、集中してないように見えたか?
そんなことはまったくない。

むしろ、その一瞬一瞬をちゃんと味わっていたように感じた。
プレッシャーの中でこそ、笑顔を忘れない姿勢。
ああ、これが本当の“強さ”なのかもしれない。

ふと思った。
「しかめっ面」してる自分よりも、笑顔の自分のほうが、きっと周りにもいい影響を与える。
そして何より、自分自身も気持ちが軽くなる。

いつから僕は、笑わなくなったんだろう。
いつから「笑う余裕がある=真剣じゃない」と思い込んでしまったんだろう。

これからは、笑っていたい。
どんなときも。
自分の中の「しかめっ面」を、そっと封印できるように。

そう思わせてくれたのは、昨日の高校球児たちだった。