20代の僕へ

20代のときに「このチョイスをしておけばもっと良くなったのに」とか、「もっとわくわくする未来があったんじゃないかな」とか。そう思うともし人生もう1回やり直せるんだったら、20代のときにこういうことしておきたいな、それが「次の君へ」っていうタイトルなんですよね。

未来の自分から手紙が届く。その手紙を読んで人生の参考にする物語「次の君へ」。若いときの自分、人生やり直す物語、タイムリープ物語など、そういったストーリーの物語を作りたいと編集社に話しをしたら「手紙形式がいいよ」って教えてくれました。

実際にベストセラーになってる本の情報もいただいて読んだりしましたが、すごく良い本だったのですが、僕には書けないなって思いました。やっぱり言葉の選び方がすごいのです。文才が無い僕には、やっぱり違うなって感じました。

タイトルもすごく大事です。「20代の君へ」「30代の君へ」「40代の君へ」など、そういう本を良く見かけます。僕の著書「ウェブマーケティングはプランが9割」も”9割本”って言われるぐらいシリーズ化されています。同じくらい”年代別”の本も人気があります。

よって、僕も頑張って年代別の本を書いてみようかと思いましたが、年代別に深堀するほどの「ネタ」が無いのです。よって本日ノープランで20代の自分に向けたメッセージをおしゃべりしようと思います。

20代の僕へ ~僕が僕に言いたいこと~

「20代は遊ぶ、とにかく遊ぶ」20代に早く結婚し子育てし年を取ってから遊ぶ。20代にがむしゃらに働きエリート街道まっしぐらを目指し、みんなが遊んでるときに努力する生き方も良いけれど・・・

実は僕がやってたことだったりします。社会人になって「凡人のまま過ごしたく無い」という変なプライドあり、僕は資金を貯めるために一生懸命働き、貯めたお金で事業を起こし、大金持ちになると決めて頑張ったんです。

しかし結果は大失敗!

1000万円の借金を背負ってしまい返済の日々で貴重な僕の20代は終わりました。本当にバカですが、後悔はしていません。ただ、今になって当時の自分の行動を振り返ってみると、本当にバカだったことの気づきがたくさんありました。

とにかく可愛げがないのです。

当時50代60代のお偉いさんに「明日から来なくていいです」と言われる理由が今なら良くわかります。

20代の頃の僕は、「若いからって馬鹿にすんな!」っていう勘違いが強かったのです。「偉い奴には屈しないぞ!」っていう、、、進撃の巨人のエレンみたいに「駆逐してやる!」みたいに目をギラギラさせていました。とにかく当時はバカで幼稚な思考回路だったわけです。うまく社会に適合してなかったんですね。だから仕事が上手く行くわけがないのです。20代は勢いだけでした。

30代になり、本当の社会の厳しさを知ったのは職人から営業職に転職し営業活動をするようになってからです。「本当に僕は今まで何をやっていたんだろう」っていうたくさんの気づきがありました。

20代に暴走してしまうのは学生時代の不良と同じで本当はこのままじゃだめだと何かを変えたいと思って「一生懸命」になっている人にありがちなんです。

当時僕も一生懸命でしたから。

20代はとにかく楽しくを心掛け、余計な力を抜いて過ごすことが大切だなと思っています。

もう1回20代の人生をやり直せるとしたら「おもいっきり遊ぼう」老若男女問わずです。とにかく多種多様のカテゴリーやグループに顔を出すくらいが良いです。仕事はぶっちゃけアルバイト三昧でも良いと本気でおもっています。

定職は持たずにいろんな業種を経験し、いろんな人と会って、いろんなコト・モノにチャレンジし、社会人としての人間形成をして、その結果最も後に宝となる「人脈」を手に入れられます。

20代は人脈を広げるための時間に使う

ある程度の年齢になると人生を作るために時間とお金がかなり必要になります。しかし20代であればお金が無くても逆に人脈が作りやすいのです。その理由は「若さ」です。若いうちは先輩や偉い人達にほぼ高い確率でご馳走してもらえるからです。まれに年配の人と食事に行っても割り勘の場合がありますが、それらも踏まえ自分が歳を取ったときの勉強になるのです。

20代はとにかくチャンスです。お金を使わずいろんな人に会うこともでき、良い見本悪い見本を目の前で学ぶことが出来るのです。

20代に築くべき財産は「お金」ではなく「人財」である

財産は人いい人も悪い人もたくさん20代のうちに見ておくことが大切です。それが30代40代になると更に役に立つのです。

僕は気付くのが遅くて本来20代でやるべきことを30代40代に分けて実施したためかなり遠回りをしました。気づかないまま30代40代を過ごさなくて済んだ事だけは心から良かったと思っています。もし気づかぬまま・・・考えただけで恐ろしい事です。

20代は遊ぶように働く

モチベーションの上がらないことは一切やらない方が良いです。自分が本気で楽しいと思うこと、遣り甲斐があることの中から「お金になること」をプランニングし仕事すればよいのです。どうしても見つからない方は僕にお問合せくださいね。しっかりとサポートします。

分相応がいちばん!

若いときは金持ちに見えるようなブランディングは絶対にNGです。一見人生勝ち組に見えるかもしれませんが今の僕から見たら単なる「勘違い野郎」にしか見えないですからね。

遊ぶように働き楽しく過ごしながら幸せに過ごせる人生を見つけていくと、30代40代の人生最も輝く時間を最高に過ごすための土台、足がかりになると思います。