ブランドキーワードとプロモーション相関図を作る

吉田英樹の営業塾 第Ⅰ期2時限目ダイジェストムービー

『吉田英樹・営業塾』2時限目 開催日2021年11月16日(火)14:00


第1回の開催から約2か月の間にシーオーラボメンバーが解散(メンバーの一人が退職)となりました。よって今後はRenさんチームと香川さんチームにそれぞれサポートをつけて2グループで活動を行なうことに変更。


1、チーム名をつける

香川班→チームにこにこ
「チームにこにこ」は秒で即決。


Ren班→ケーナチーム
「ケーナチーム」はしばらく悩んだが、“ケーナ”をシンプルに採用。


2、現状分析

2021年10月の1カ月分、それぞれがすでに持っているHPを解析。どんなキーワードで検索され、どのページを見ているのか、などを表にまとめたものをチームで分析。アクセスの解析をすることで見えてくるのは、「どんなユーザーが見ているか」ということ。地域、端末、新規の来訪者か既存の人か、なども分かるので、そこからいろんな課題が見えてくる。

チームにこにこ(香川さん)はまだHPを立ち上げたばかり。10月のPV数は8。サイトの運用もPRもほとんどされていないが、例えばテレビ撮影の仕事の場合、ADさんがまずはネットで探していくため、そこにひっかかるキーワードを探りたいと考えた。

ケーナチーム(Renさん)はすでにファンがいるため、“ケーナ”だけでなく“Ren”という知名度があるのが強み。10月のPV数は1770。あとは「教室」「販売」などのキーワードに広げていくなど、さらなる展開を検討。また来年Renさんは15周年とのことで、それにちなんだものを考えるのはどうかという案も出た。


3、ブランドキーワードを考える

アクセス数を今後、どのようにどれくらいまで伸ばしていくかを目標に掲げる。以前、ある顧客は目標を2000PVに設定したところ、17年経って、1千万件以上になった。現時点で閲覧数が少なくても、やり方次第で1000、2000くらいには伸ばせると吉田さん。そのためには、ヒットしやすいキーワードが大切。どんなワードで見てもらいたいか、それが即ち「ブランドキーワード」になる。

Renさんなら、「ケーナ」「音楽」など、香川さんは、「ハスキー」「動物」…といった具合に、まずはどんなキーワードがあるか、どんなワードで検索に引っかかって欲しいか、思いつくだけ書き出してみる。

香川さんは「犬種」であげたらあっという間に100以上は並ぶため、犬種を辞書のようにページするというのも有効。TV番組などでタレント動物を起用したいという時、たいていはそれぞれのTV局でプロダクションが決まっていることが多いが、都合が合わない時やイメージに合わない時にはやはりまずはネットで探すことが多い。そこにひっかかるワードを探りたい。(例:噛み付く犬など)

Renさんはやはりケーナ。ここでは絶対的な1位がとりたいところ。組み合わせで「ケーナ」+「レッスン」など、うまく設定していければもっと広がっていく。

今はとにかくネットの時代。脳を使わなくても情報が収集できる。しかしこれを1つのページですべてまかなおうとするのは無理。WEBでは1ページで1テーマが理想。1ページのキーワードは最大3つ。かといって200キーワードで200ページ…というのも大変。また、SNSと連動したりするのもあり。注意点は、アメブロのようにアクセスが増えてもこちらの収入につながるものではないものは注意。5年後10年後も残って検索されていくものを作る。

キーワードというのは、具体的なものはすぐに集客につながるワードとして有効だが、逆に難しいのは「ビッグキーワード」といって、意味やターゲットが広すぎるワード。検索する人は多いが、「今すぐ必要」としているわけではない人が多い。またビジネスを始めるとき、田舎の人がいないところでやるのはハードルが高くなる。しかし都会で人がいるところは、競争率も高くなるが、人が大勢いるためやりやすい。最初にやるのは、いきなり完璧なものを作ろうとするのではなく、まず人を集めること。これがWEBでいうところのアクセス数。ここに何人住んでいるか=何人が見たか、何人が集まっているか、ということ。吉田塾としてやるからには、半年後には2万アクセスくらいほしい。

(参考)
法則の例として、売り上げを「1」あげたい場合、それに必要な問い合わせ数は10件(10倍)と言われている。そして実際にHPの問い合わせフォームから問い合わせが送られてくるまでに必要なアクセス数はこの10倍(100pv)。さらにそこに行くまでのHPへのアクセス数となるとさらにこの20倍、2000アクセスと言われている。

逆から見れば、2000pvのアクセスがあっても、そこから問い合わせフォームまで行く人は1/20(100人)、そこから実際に送信までする人はそのさらに1/10(10人)。その10件の問い合わせのうち、契約(売上)になるのがせいぜい1件…ということ。

売り上げを「1」あげるために、これだけのアクセス数が必要という計算。この「率」をあげていくための工夫が売り上げ向上への施策となる。

ちなみに紙(チラシ)だと3万枚で1件と言われ、QRコードは1万件に1人のアクセスといわれている。
またネット広告で検索した場合のクリック率は5%(ただし上位に表示された場合)
即効性はないが持続性はあるのが紙媒体のメリットでもある。


4、相関図を作る

ネットで人を集めるための手段(集客のための手段)を思いつく限り「絵」で相関図を書いてみる。まずは中心(例えば自社のオフィシャルサイト)を決める。Renさんなら「Ren」でもいい。

香川さんの場合、犬種だけでもたくさんあるので、情報サイト(サテライト)が作れる。本来アクセスするのに必要な広告や、SNSなどは不要。なぜなら情報を探しているBtoB向けとなり、ターゲットがダイレクトに情報を探しているものになるから。とはいえページはたくさんほしいので、そこから連携していくものが望ましい。ターゲットが決まっていれば作り込んでいけるので、注意を引かせるためにバナー(動画)などで“きっかけ”をつくり、問い合わせ率が高まるようにもっていく。そうすることで、まずはアクセスが集まりやすいものを作ろうというのが吉田さんからのアドバイス。

香川さんの希望としては、若いADさんたちは老舗のプロダクションには怖くて発注できないというケースがあるため、そういった若いADさんが探しやすいようにしたい、とのこと。きっかけにYouTubeなどを使うのもあり。電話など口頭で説明しても伝わりにくいものは、こういったものを埋め込んでパンフレットのように使う。例えば一口に「吠える」といってもいろいろあるので、実際に求めているものを動画なども使って提案していくとよい。

Renさんも、音楽に関連するところからどんどんサテライトが広がるが、いきなりニッチでかつ王道のケーナでいくより、何かのきっかけがあってケーナにつながる…という方がいいかも。吉田さん自身もRenさんとの出会いは、ラジオで「ちくわのケーナがある」というところから興味を持った。そもそもケーナを知らない(分母が広がらないという)ネックはあるかもしれないが、いかにいろんな情報をケーナに流入させるかが課題。

そのためにはやはり枝葉となる情報サイトは必要(楽器の種類とかでも可)。ケーナのランディングページを作って、「ケーナとは」という風に深堀りしていくのもあり。とにかく、いかに知ってもらうかが重要なので、この場合はお金をかけて広告宣伝していくことも視野に入れる。

5、次回までの目標

香川さんは、動物に関することならネタはとにかくたくさんある。イベントで鳩を飛ばしたり、タレント動物の名鑑のようなものも作れるし、あとは動物番組の監修など、切り口次第で多方面に広げられる。

Renさんは、まずはとにかくケーナを広めていかないと、自分自身がそもそも生き残れないし、ほかのアーティストたちも生き残れないという危機感を覚えたそう。そこから「ケーナの普及活動ができないか」と思うようになった。知っている人が増えれば演奏する人が増え、そうなるとマニアックな人が増えていく。母体が大きくなれば、マニアックなジャンルでも生き残れる…となればいろんな奏者が出てきて、レベルもあがっていく。そうでないと絶えてしまう。自分には後輩もいないし、ケーナを作れる人もいなくなってしまうので、自分がやっていかなきゃと思うようになった…。

吉田さんとの出会いから、そんな思いが徐々に明確になってきた様子。そこで、戦略の1つとして「プレスリリースをいれたい」と吉田さん。プレス(=マスコミ)へ活動のアピールをして、誌面で取り上げてもらうような話題を提供する。これはまず企画ありきなので、例えば、子供などは話題になりやすい。子供たちを対象にすると将来的に広がる可能性もあるので、ケーナづくりのワークショップなどを開催して、作る楽しさから、それをさらに吹けるようになったらもっと楽しいという「感動体験」をプロデュースするというのもあり。

プレスリリースはWEBサイトを作るより簡単なので、まずはそこから始めてもいい。

ケーナチーム…2回目の営業塾ではWEBの分析をしていただいて、意外とアクセス数はあるんだと思ったが、その20倍30倍と増やしていかなければと思うとドキドキしています。次回までの目標はプレスリリースの企画を作るということで、これから内容を考えていきたい。やはりケーナという楽器を広めたいという気持ちが強くあるので、それを絡めてできたらと思います。チーム3人で頑張っていきたいです。

チームにこにこ…今回で分かったことは、自分で作ったHPがまったく役に立っていないということ。まずはそれを作り直す。手始めにサテライトで情報サイトをたくさん作って行く…ということをやっていきたいと思います。


2回目ですでにシーオーラボが脱落…ということで、2つのチームで残り半年やっていきたいと思います。HPを作ったけどアクセスがないので改善する…というのは、実際に私が今仕事でやっていること。今回はみんなで相談していろんな意見がでましたが、今日の発見を実行に移していただいて、アクセス数が30倍40倍となってメディアで紹介されて一気にメジャーになればと思います。


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