吉田英樹の営業塾

2021年にモニター企画として行った講座の内容をYouTubeにダイジェスト動画として公開しています。ウェブマーケティングはプランが9割の書籍と合わせてご覧ください。

第6回 まとめ

開催日2022年8月2日(火)14:00~

振り返り・第1回「目標設定」
Renさん目標→ケーナの認知度をあげるということを1時間目にやりました。
香川さん目標→売上200%、新規開拓5社

振り返り・第2回目「キーワード設定」
ケーナチーム→「ケーナ」「コンサート」「奏者」
チームにこにこ→「ブリーティング」

これが各チームの重要となるブランドキーワード。ここからいろいろプロモーションをしていって、どんなキーワードでユーザーは探しているのか、コンバージョンになっていくのか、相関図も作ってもらいましたので、ここからどう集客につながっていくのかというのを見ていこうと思います。

ケーナチームはまずプレスリリースからやっていきましょうということになって、リリースを出して、下野新聞が取材に来ました。あとEC、物販をやってネットで売上を上げていこうということでした。それと、海外用ページというのは、海外の人との連携ですかね。海外からみたケーナ。海外向けのサテライトサイトでした。

チームニコニコは、オフィシャルサイトを中心にサテライトサイトとランディングページの展開にしていくという王道パターンで攻めていって、香川さんの方で鬼のようにサイト制作を進めてもらった感じですね。

そして今、宿題になっていたのが、このランディングページ。「ランディングページ」と当たり前に言ってますが、私が現場に最初に入った頃は「チラシ」と言ってました。折込チラシのチラシです。お客さんにランディングページって何ですか?と聞かれるので、この業界に入ったらなるべく専門用語ではなく日本語を使えるようにするといい。サテライトも別の言い方だと、衛星?とか、引き出しサイト?とか。私が使っていた言い方は、オフィシャルは百貨店、そしてこっち(LP)は専門店、という言い方をしていました。

振り返り・第3回目「Googleマイビジネス」
この一年の間でもお客さんから問い合わせが多かった部分です。ちなみに「あおりんご」と検索するとうちが一番最初に出てくる。MEOといって、口コミだったり写真だったり、地図へのリンクなど、情報をGoogleで探している人に真っ先に届くよう強化しておけば、誘導はされるかなと思います。今後ますますMEOの需要は高まるんじゃないかと思うので、この辺の整理もしつつ、今後強化していければと思います。

振り返り・第4回目「キャッチコピー」
振り返り・第5回目「メインビジュアルと黄金比」

ケーナチーム
Renさんのページはすでにちゃんと黄金比になってますね。(Ren)一応がんばって勉強したことをやってみた。実は写真を反転してみたら、手が逆になってしまって、ケーナを知っている人には突っ込まれると思った。写真は、たまたまファンクラブの人からデータを頂いたときに写真がダメだと言われたので差し替えました。(渡辺)苦労した点は、テキスト。ケーナの魅力というLPだから、「売上No.1」とかいうコピーもないので、Renさんという人の魅力を紹介するものを考えました。このLPは、Renさんが一人で制作。(Ren)写真を丸で配置するのもワンボタンでできたので、アレンジしてみた。動画は、ランディングページ用の短めの動画にした方がいいかなと思った。

やはり最初に動画を見せたいので、完璧です。ではこの最初の動画をパンフレットにおこす場合はどうしたらいいでしょうか。(A:QRコードで動画に飛ぶようにするとか…?)QRの場合はどういう見せ方をするか、ちょっと技の見せ所かなと思います。

これは実際「ケーナ」と検索すると最初に出てくるページ。最初に動画があって、3つの魅力を見せて、Renさんの紹介。すごくよくできてます。PDFへのリンク、チラシを作ってPDFに持っていくのと、最後まで見てくれたらフッターからコンバージョンボタン(成果につなげるためのボタン)をいっぱい用意しておく。
LPで最後にリンクを貼っていてオフィシャルに飛ばすという手もあるので、ここで完結して離脱されてしまうともったいないので、それがあるといいかも。


チームニコニコ
「いい家は大工で決まる」というコピーを引用して「いい犬はブリーダーで決まる」というのをそのまま使いました。
(香川)一目見たときに「かわいい」というより「きゃわいい!」となる感じで、小さい文字で余計なことは書かなくていいかなと。(渡辺)ワンちゃんが目に入ってくるので、言葉は少なめにということと、賑やかなイメージで子供向けのデザインに近い感じで、温かみのある色にした方がワンちゃんへの愛情や明るくて元気な雰囲気が伝わるんじゃないかと思いました。

香川さんのサイトの方は、ワードプレスの仕様が変わってしまってちょっと前までのテンプレートと少し変わってしまったので、LP用のページが作れなくなってしまって、有料化になったのオプションで購入しないとダメ。香川さんのサイトはとても一般的。これをもっと見やすくしようとしたら、文字を大きくしたり、色をつけることくらい。色に関しては、気をつけていただきたい色設定があります。何色がNGか? →答えは水色。水色はリンクに見えるので、そこにマウスを合わせた時にリンクに飛ばないとイラっとされてしまうことも。紛らわしい色は使わないように。下線なんて引いたら大変なので気をつけましょう。香川さんのサイトなら、色はオレンジの暖色系で全体の色調に合わせるといい。

どんな人に見せていきたいかというのでだいたい成果は決まってきちゃう。なので、PDCAを回すにはある程度テンプレートを作っておいて、キャッチを変えながら試していくというパターンがあります。これを高速回転する場合は、広告ならすぐ上にでるので、どの広告が一番誘導率(クリック率)が高いかという反応をみながら、リアルに測ることができるのがネットの良さです。反応が良かったものを残していきながら最終的に仕上げていく。これは広告を使った連動のやり方で、ある程度、予算がたくさんある企業じゃないとなかなかできない。じゃあどうするかというところを今日みんなで勉強していければと思います。

HPを作ったあとの中身の対策というのが、今日の課題になります。

「LPP」と呼んでいたのが、ランディングページとチラシが連動しているというもの。プリントアウトしてチラシとしてすぐに表と裏で見せられるパターンにしていきたい。このパターンは成果として決まりやすい。基本的に最初のキャッチの部分がオモテ面。ウラ面はちょっとした説明くらいでOK。あまり長いのは読まれない。youtubeでさえ、今は2倍速3倍速で見る時代、忙しい時代なのでまともに見てもらえないです。

これを作って完成させるために、押さえておきたいこととして、URLをある程度、法則性に則ってやってもらいたい。
RenさんのHPのURLは、LPの「/001」となっていて、こういう風に管理するのもいい。ジャンル別にしてもいいが、統一していないとあとで分からなくなってしまうので注意。

ワークタイム

今回作ったLP、紹介文とキーワード設定とメタタグ設定をやってみてください。これをやらないと、検索に引っかからない。せっかくなので出来上がったランディングページのソースに入れちゃってください。
一番ここが考えるところ。ここを間違えるとアウトです。

香川さんに関しては、「子犬」と検索したときに1行目にでてくるこれがタイトル。これと紹介文が表示される。検索した「子犬」という言葉が太文字で出てくるので、1位に検索されている人はここに何個も、太文字で「子犬」というワードが出てくる。これが肝です。

Q:数は多い方がいいのか?
いい質問ですね。GoogleがAIの画期的なレベルアップをして、前後の文章がおかしくないかチェックしている。おかしい文章の場合はスパムになるので、おかしくない程度であればたくさん入っていてOKです。
この限りある紹介文のなかに、1キーワードに狙ったランディングページだったら何個も入れられる。いろんなキーワードで狙っていこうとなると無理がある。

Q:タイトルと紹介文には狙って入れた方がいい?
そう、絶対必須です。広告でも一緒。検索した文言がここに入っていないと、まずクリック率が下がる。地図検索や画像検索に出てくることも考えて。

Q:Googleビジネスには登録した方がいい?
商売をやっていないと登録ができないかもしれない。認証してもらえないかも。通販やってる屋号があるなら場所の確認の認証(チェック)がくるので、それをクリアすればOKです。
Renさんの場合は絶対あった方がいい。
(そうすると、Renさんに会いに来てしまう人がいるかもなので、載せたくないかもという場合もあるので、そういう場合はさまざまな対策がある)

今やっている作業というのは、大きく動線が違う。Renさんを知っている人だったら、「Ren」と検索するけど、知らない人だったら「ケーナ」と検索する。Renさんがケーナ奏者だと両方知っている人なら「ケーナ Ren」と検索する。ただこの「Ren」の表記を知らない人は「レン」と検索する。検索するであろうものを想定してそれに合わせた紹介文を作っていく。

今回のケーナのランディングページはまさにここからの動線。ランディングページ見た人がページの一番下まで見て、Renさんに興味を持ってその先にオフィシャルサイトがあると、今のページにつながっていく。動線が逆になる。それが今までの王道パターンで、それは広告やらないとブランドは作れない。ランディングページから攻めるやり方でだったらたくさんキーワードに合わせて作って量産化して置いておけば、広告をやる必要がない。

ちなみに今、うちのお客さんでいうと延べ2万個くらいある。ということは、もうキーワード全部。なんでもいいんです。Renさんの好きな食べ物のランディングページでも。百貨店というのは、ここに来てくれればなんでもあるよという風に、Renさんのオフィシャルにメニューがあって、そこから見てもらいたいというのが今までのやり方。これからはここのページで引っ掛けて、ここからはオフィシャルのサイトなんだという風に持っていきたいというのが目的です。
その重要となるのが紹介文とキーワード。

また、Googleにインデックスを…といいましたが、Googleに認識してもらうためには、今、見た目の部分を作ってもらいましたがGoogleはクローラーといって、ソースというのを読むんです。このプログラムを読むのに高速で読む。タイトルが紹介文の上にくるので、紹介文を設定しておかないとダメということ。
このタイトルが今、香川さんなら「子犬を迎えたい方へ、ニコニコケネル」という風になっています。これをLPに合わせたタイトルに変えていく。「子犬」は入っているのでこれはこれでOKだと思うんですけど、その下にずっといくと、メタコンテンツ、キーワードというのが必ず入っている。ここのメタソースの中が空っぽなので、ここに紹介文を書くんです。そうすると検索の結果がちゃんと紹介文で出る。もし設定していないとどうなるかというと、タイトルの下の一番最初の日本語を読んでいきます。設定していないから出ないというわけではない。

発表
◯ケーナチーム
タイトル
(Ren)「癒しの音色」というのを入れ込みました。
(吉田)ちょっと長いですね。タイトルは常に規定が変わるんだけれど、ここまでの表示が限界。1行で収まるのがタイトル。長くなると「…」と表示されるので、これを必ずチェックすること。最大25文字なら全部表示される。
スマホはスマホでまた違う。今はスマホで見る方が多くなっているので、スマホ中心の方がいいかもしれないですね。
(Ren)ケーナに興味がある人に紹介したうので、別にRen って入れないというのもアリなんですか。
(吉田)検索結果はスマホとPCでも違う。ブラウザがでも違うが、検索はGoogleが一人勝ち。今回LPはケーナと決めたので、ケーナがなんなのかを伝えたいというのが1つのキーワードとして絞ってしまった方がいい。
(Ren)「コンドルは飛んでいくで有名なケーナ」というのが前に来る方がいい?
(吉田)それだと、「コンドルは飛んでいく」で検索した人にはいいけど、ケーナは最初にケーナと書いてあった方がいい。香川さんの方の「子犬」が最初に出ている。
(Q)そう言う場合はもう1つ作るということ?
(吉田)そうです。まさにコンドルが飛んでいるアンデスのイメージで、とか。

◯チームニコニコ
(吉田)いいじゃないですか。これくらいスッキリした方がいいですね。これがGoogleがどう判断するかはわかりません。
(Q)Googleはどれくらいで認識するものなんですか?
(吉田)最近早いですね。ドメイン取ったばかりのときは遅いが、ある程度認識していれば早いです。
(Q)Yahoo!とGoogleでも違うんですか?
(吉田)それぞれが持ってるコンテンツは上にきやすいですね。Googleの場合はHow to〜といって、Googleのyoutubeに飛ぶようになっている。例えば「ケーナの吹き方」となったら動画が上にきやすい。ケーナの場合は、おそらく動画が上に来るでしょうね。
また、以前は日本人の9割がYahoo!を使っていたが、今はほぼGoogle。多くの人がホームをYahoo!にしているが、今は無理にYahoo!に設定している人も少ない。スマホの出現によってGoogleの方が圧倒的に多くなった。検索窓があればいいという感じ。

 子犬は激戦区だと思うが、「栃木」と入れたのはいい。栃木で子犬を探している人ということでそういうポイントを押さえておけば、特に激戦区の場合は地域を入れておくのはいい。
 順位のチェックは必要。ただしその場合は「シークレットモード」でやる。でないと、自分のパソコンでは自分に合った結果が上に出てしまうので。

なんとなく分かってきましたか?
これをもうただひたすら繰り返すのがランディングページの重要課題です。
ニッチなものは放っておいても1位になるのが、「子犬」だったら上位に必ず表示されなくてもいい。お金もかかるので、それだったら「栃木 子犬 ブリーダー」とか、組み合わせてどれだけ団体戦で上にあげるかという感じです。1個1個の順位が低くても情報はみんな探す。逆に子犬が見たいとか欲しいとかいうフワッとしたイメージで探している方はビックキーワードで検索する。ただそんなに漠然と検索する人、いないと思う。できれば「ケーナ」とか大きなキーワードは大手にあげていいので、「ケーナ 練習」とか組み合わせた方がいい。それで1位取れたら完璧ですね。
今回は、最初にブランドキーワードを決めたものは全部、1位とるくらいがいい。ロングテイルの方は。
Renさんはケーナではほぼ1位。ただケーナ自体がまだニッチ。だれもがケーナを知っているようなビッグキーワードになれば最強です。言葉自体をブランド化したり、何かとコラボしたりするのもいい。

実際にうちでやっているプロモーション相関図をまとめてもらったが、色んなチャンネルを作ったりしていて、このチャンネルも相当スリム化したけれどまだ10チャンネルくらいある。これを普通はありえない。ほとんどがゴミになるのが当然。ただこの中からチャンネル登録が一気にされるようなチャンネルが出てくるようなことを祈ってやっている。
サテライトサイトというのがランディングページの1ランク上のもの。いわゆる専門店サイト。その下にランディングページがある。次にMEO、地図。あとは広告やSNSなどが絡んでいる。だいたいこれくらい網羅していれば今のところ大丈夫かなと。

(Q)サテライトなどはすべてドメインは分けた方がいいのか?
いえ、一緒でもいい。けれど、ずっとやりたいのであれば、目的に合わせて全部ドメインも分けた方がいい。Renさんの場合は、例えば「楽器情報サイト」を運営したいとなってそこでケーナをイチオシして1位にランキングしたりとなったら、専用のページが欲しい。それがサテライト。
ただし、スパムには注意。

(Q)評価の高い低いは何でわかるんですか?
人間と一緒で、誰と友達かというのは見る。例えば有名人と友達だとハクがつく。例えばRen さんと香川さんがチャンネル登録してくれたというのはyoutubeの評価。でも普通のサイトの評価というのは、関連リンクか何かでうちのサイトに案内を出してくれる、そうするとリンクが繋がってそれを「2つくれた」となったら、2つのチャンネル登録をもらったのと一緒。これがどのサイトからもらったか。Renさんというケーナ業界の有名な人からリンクをもらいましたとなったら、この1票の重みは結構でかいんです。それを判断するのは、市役所だったり、いわゆるお堅いところからもらうのは強いです。

ではどんな風にロードマップ作ればいいのか、絶対にないと困るのが「オフィシャルサイト」です。これが香川さんなら「ファーストスタープロダクション」、RenさんだったらRenさんのオフィシャルサイト。そのオフィシャルサイトを必ず登録してMEOするのがGoogleマイビジネスなので、これをやってください。
そのあとサテライトを作ってもらいたいが、サテライトを作るのは非常にパワーがいるので、ランディングページを作ってもらおうということ。このランディングページは何個あってもいいので、星の数ほど作ってください。サテライトサイトは定期的に目標を決めて1年に1サイトという風にやっていけばいいと思います。

今日は、いわゆる「道路」を作っています。道路=ロードマップ。プラモデルでいうところの設計図ですね。
集客をするのに、行き当たりばったりだとゴールはなかなか見えない。なので、事前に設計図を作って道路を作って、これ通りに行けばほぼ間違いなくプロモーション集客というのは成功しやすい。そこのゴールを目指して、途中いろんな敵がやってくるけれど、その道路を作っておけば大きく踏み外すことはないんです。脱線しても必ず元に戻って来られるので、計画通りにいかないから諦めるのではなく、計画通りにいくようにがんばるというのがロードマップの意味です。これがあるとないのでは雲泥の差が表れます。

どこで弾むかは分からない。一般的にコラボというのは9割方、失敗する。win-winにならない仕組みになっている。本当のコラボってお互いのいいところがくっついて化学反応を起こして爆発するということなんで、それができるコラボならウェルカムです。
コラボとはちょっと違うが、ある程度の段階で時間がたったら、メディアミックスというのをやっていくといいかも。ラジオや新聞、雑誌とコラボとか。

人間の心理として、ドラマをロードマップにするならば、1話から読ませたい。でもYouTubeもそうだが、1話から順番に見せたくても途中のチャンネルでヒットする場合がある。なので経営者が見せたいのは1話から順番にだけど、ヒットするのはどこがヒットするかはわからない。

うちの会社に依頼があったの例では、旅行会社。いろんなアイテム、温泉地とかを扱っているけど、客入りが悪い温泉宿を勧めたいという場合、旅行にいきたい人が最初に「温泉旅行」と検索する。旅館のことは知らないから。でも、ここからこのメインサイトに飛ばすのは難しい。例えば小山なら思川温泉だとしたら、「思川温泉」とダイレクトに検索しないのにどうやってそこを見てもらうのか。これを見てもらうのに必要なやり方というのを考えればいい。これが底上げです。「思川温泉っいうのがあるんだ、へぇ〜ちょうど今キャンペーンやってる」という動線を考えて、難しいメインで見せるのではなくて、サテライトで見せる。じゃあどんなサテライトのタイトルにするか。
(A)隠れ場とか…?
そうそう、そういうこと。穴場、隠れ家、激安で泊まれる宿特集とか、シチュエーション別に「彼女と二人でお忍び旅行専門サイト」とか、旅行というジャンルを深掘りして、そこで気づいてもらえるようにすれば、メインサイトが傷つかない。トップ画面で「今おすすめの〜」とかにすると、なんだかわざとらしくなる。サテライトを作って、そういうのばかりを集めいたサイトの中でランキングをあえて作って口コミを上位にもっていって、「当運営者おすすめの宿はこちら」とすれば、素直な人はみんなそこを予約する。こういうことをしてもらいたいわけです。

この戦略は香川さんの方がやりやすいかもしれない。逆にRenさんの場合は、運営者が別にいるといい。一流の演奏家を集めたサイトとか、今年イチオシの演奏家とか、ぜひロードマップに入れてください。

まずは自分で独自のコンテンツを作っていくしかない。
例えば、プロのブリーダーが勧める何かという情報サイト作るとかね。枝葉の別れたニッチなところを攻めた方が、競合がいないので、1位を取りやすい。なるべく深掘りしたキーワードを探してそこの情報を作っておくと完璧です。原稿用紙にして2枚800文字くらい。インデックスされるのはこれくらいあれば完璧です。2000文字あると上に来やすい。

コメント収録
◯Renさん
これから何かやりたいって思ったときに、下準備をするための知識とかそういったものが実になってきた。例えばケーナを販売しようと思ったときに、ケーナは作れるけど売り方がわからないとか、宣伝の仕方がわからないというのがあったので、とても勉強になりました。
まずは販売する商品、ケーナが完成したときにはすでに販売ができる状態になるための、you tubeとか、ケーナが欲しくなりそうなレッスンとかの動画であったり、そういうのを前もって準備をしておいて、動画やランディングページを上手に使っていきたいなと思います。

◯香川さん
初回から驚くことばかり。ホームページについて、この営業塾を通していろんなノウハウを知ることができた。まず何が目的なのかというのを自分の中で認識を改めて、もう一度確認をして、それを成功させるためにはどうしたらいいかということで考えています。

◯ユウヤさん
今LPとかサテライトを作っていくなかで、キーワードというのが重要になってくる。狙っているキーワードがあるので、それをどういう風に今後掘り下げていこうかと思っています。

発表

◯ケーナチーム
(Renさん)今回ランディングページというものを勉強させていただきまして、今後のロードマップ、道筋は、ランディングページの利用をして、まずケーナというものをどんどん検索に乗っていくようにしたいなと思っています。あとは自分の活動として、ケーナを販売というところ。オンラインレッスンを立ち上げたり、そういったときに検索で「ケーナ 販売」「ケーナ 購入」とかそういったものを立ち上げていく準備段階として、ランディングページだったりHPやyoutubeだったり、というものをフル活用して、いざ販売となったときにすぐ販売できて、売上につながるようなところまで持っていけたらなと思っています。

(加藤さん)まずはLPの活用。ケーナのLPが今回だいぶ形になったので、あとは専門性の高いLP、先ほどもあった購入用のLPだったり、あとはもっと検索に上がるような「コンドル」とかワードが引っかかるようなLPを作っていきたい。あとはRenさんの方でHP以外にも動画の活用とか、SNSの活用を最近始めるようにという話があったので、そちらの方も強化して認知度を上げていくことが重要かなというのがこれからのロードマップです。


◯チームニコニコ
(ユウヤさん)最終的な道筋としては、セントバーナードとシベリアンハスキーのBtoC向けに販売を行なっていきたいので、キーワードとしては「セントバーナード 子犬」「シベリアンハスキー 子犬」と検索されたときに、一番上にサテライトサイトなりLPなり関連するサイトが上に上がるようにしていきたいと思います。また、これが全国対応になるので、各都道府県名をSEOを期待して検索に出るようにしたい。まだ仮ではありますがサテライトを作るとしたらブリーダーとしてのサイトを作って、狙っているシベリアンハスキーとセントバーナードのLPをおいて、それぞれ今後展開していく子犬のサテライトなどでLPのリンクが貼れれば、いろんな動線、看板が作られるので、今後はそういう策をどんどんおこなって行こうかと考えております。また、会社を法人化してまだ年数が浅いですが、業界としては長いので「業界歴◯年」という形で、信頼できますというところを打ちだしたいと考えました。

(香川さん)公式の方ではタレント犬とか動物のイベント、芸能というのも行なっておりますけれども、あたらしく始めた子犬の繁殖と販売、こちらのHPも作りましたので、力を入れていきたいと思っています。
これが生後3ヶ月のシベリアンハスキー。女の子の兄弟です。今回、この子たちには「ニコニコケネル」という屋号をつけましたが、いずれ母犬として看板犬としてこれから活躍していってくれると思います。

まとめ

コロナの影響で約1年かかってしまったんですけども、やってきました。よく勘違いされるのが、お金をかけずにインターネットでHP作って、ちゃっちゃかちゃーと売上を上げちゃおうというお客さんが非常に多かった。今回の授業に参加してもらって一番分かったのが、奥が深いということ。非常に手間がかかります。一人でいろんなことをやろうというのは不可能に近くなります。だからこそ、1個1個を着実に作っていただいて、完成させるのではなく、それがいいかどうかを判断してもらって、検証していきながら仕上げていく。

ウェブのいいところはすぐに切り変えられるところ。リアルタイムですぐに変えられるというのが一番の強みですので、すぐに完璧にやることじゃないです。これちょっと失敗したなと思ったらすぐ切り替える。私が専門家としてバックアップしてるのは、過去の傾向から「こうかもね」としか言えない。それを踏まえてこういうのやってみたらおもしろいかもというのが、いつどこでドカーンと当たるかわからない。あるとき突然、有名人から問い合わせがきて一気にアクセスが集中したりということもある。芽が出ないからと諦めずに続けてください。

Renさんも、あるとき突然グッズを出したらドカーンと売れる…ということも全然あり得る話なので、着実にコツコツとランディングページ、サイト、グッズ、いろんなものを作りながらやっていれば、必ずネットはどこかにつながっています。絶対に諦めない、どこかで止めないということ。その線を点にしてしまわないこと。必ず線でつなげていくというのがネットのいいところです。その代わり、ゴールがないんです笑。どこまでいっても次にまた新しいもの。なので、どこまで進めばいいんだろうというのを悩むときもあります。何のためにこれ今書いてんだろうというときはあるんだけど、続けてください。必ず、数字が結果として表れてきますんで。

営業は人生の役に立つ

私には関係ないと思っている方、営業のノウハウ、テクニックというか、原理・原則といったほうがいいかもしれませんが、コミュニケーションとか営業のイロハを学ぶと、非常に役に立つことが多い。これを知ってると知らないとでは雲泥の差が生まれますから、ぜひこれを日頃の生活に反映しながら、ちょっと参考にしてマネしていただくだけで大きく人間関係も良くなると思います。当社もほかにもいろんなコンテンツを発信してますので、ぜひ見てください。また、この営業塾にぜひ参加したい方はお問い合わせください。オンラインの塾もやってますので宜しくお願いします。