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このお話はすべてフィクションです。
人気絶好調の「オードリー」さまさまとは全く関係の無いお話です。
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自分で言うのもなんですが・・・・
僕は人気絶好調のお笑い芸人「オートリー」の若森といいます。
相方は僕が居ないと全く駄目な奴でして・・・名前は流石といいます。
この業界に飛び込んで下積みがかなり長く売れない時期が続き・・・
とても苦労しましたが、やっと世間に認められるようになりました。
本当に嬉しくて嬉しくて、学生の頃からお笑い芸人に憧れ
「夢」を諦めずに頑張ってきて本当に良かったと思います。
でも・・・
最近・・・・・ちょとした「悩み」があるんです。
それは相方の流石の方が人気がありまして・・・
世間は僕はおまけ的な存在、影の薄い相方と言うんです・・・・
ネタだって全部僕が作っているのに・・・
あいつの良いところは全部俺が引き出してやっているのに・・・・
僕と一緒だからこそあいつの面白さが出ているのに・・・・
みんな誰もわかってくれない!!!
悔しいです!!!!
何よりも悔しいのは・・・
最近流石の奴、人気が出たからって調子に乗りすぎだよ!
僕に内緒で仕事ピンで請けたりしてさ・・・・・
コンビ組む時にギャラは半分づつって決めたけど・・・・
こうなったらネタ作る手間分僕が損しているから僕の方が多くギャラもらうぞ!!
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
しばらくして、誰よりも仲の良かった二人なのですが・・・・
二人は小さな誤解とすれ違いからプライベートでは全く話さなくなってしまった。
もちろんネタも呼吸が合わず、だんだんと世間から忘れられていった・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
「こんな事になってしまったのはすべて流石のせいだ!!」
「あいつが裏切らなければこんな結果にはならなかったんだ!!」
と、若森は嘆いた。
流石は・・・・
何も言わずただ黙っていた・・・・
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ここまでのお話もすべてフィクションです。
人気絶好調の「オードリー」様とは全く関係の無い別のお話です。
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さて、
このお話「何が悪かったんですかね?」「誰のせいなのでしょうか?」
・・・・・
私は誰も悪く無いと思います。
二人が「ちゃんと話す」事を避けてしまっただけ・・・
(きっと信頼関係が壊れる事がすごく怖かったんでしょうね・・・)
ちょっとしたすれ違いが信頼していた相手に疑問を抱かせ・・・
その疑問が疑惑になり、損をしているのがなんだか自分ばっかりに思えてくる錯覚・・・
誰にでもある落とし穴ではないでしょうか?
若森君はネタを作る才能とお笑いのセンスがある!!
しかし、ただひとつ足りなかったのがインパクト力!!!
流石君は相手によって白にも黒にも変化できる能力の持ち主
(真面目で素直だからこそ身についた能力です)
さらに!!
大きな体を生かして独特のインパクトを持ちあわせていた!!が、
ネタを作る能力や相方を引っ張るリーダー精神は持ち合わせていなかった・・・
・・・・・
お互いの良い部分を引き出し、そして・・・
お互いの足りない部分を補う「仲間」
この二人が一緒になり歯車が絡み合ったのですから、人気が出ない訳がない!
おそらく二人とも誰に言われなくても分かっていた事でしょう・・・
・・・・・
今からでも遅くはありません!
プライドなんて全部捨てて、
正直な気持ちを相手にブツけてみればきっと分かり合えるはず!!
そうやって人と人はより強固な関係になるんじゃないかな!!
「相手の事を思いやれる人になれよ!」って
神様がくれた最高のプレゼントだったのではないでしょうか?
以上
完全フィクション話でした。
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ちなみに・・・・お笑い大好きの吉田から見た「オードリー」は・・・
若林さんは知れば知るほど味が出るスゴイ人と感じています。
(まるでイカみたいですね)
春日さんは真面目で素直で誰よりも若林さんを大切に思っているんだな~
と感じました。そして何よりも物を大切にする優しい人だと思います。