この人はスゴイ!
自分よりも優れていると認めた相手に対して使う言葉として
「一目置く」ということわざがあります。
この「一目置く」は囲碁から出来た言葉で
石を1つ多く置いた状態で勝負開始できるいわゆるハンデの事です。
たったの1つと思うでしょうが囲碁の石1つ分は相当なハンデとなるそうです。
ちなみに私は石9個置いても私の囲碁の師匠には勝てません(笑)
ちなみに私はおよそ10級で先生は5段です。
このように相手の強さを実感し
「ハンデが無いとこの人には勝てない」
と、相手の強さを認めるからこそ成立する言葉です!
私は人として
「一目置かれる人」になりたい!
「スゴイですね!」と褒めてもらいたい!
「吉田さんみたいになりたい」と目指す人になりたい!
そう本気で思ってました。
その為には「強さ」を身につけなければ!!!
経営者になってからその思いは更に強くなりました。
経営はサバイバルゲームだ!
10年維持できる会社は100社中たったの5社
会社は成長と継続があってはじめて成り立つ!
だからこそ
多少の事ではへこたれず
一目置かれるスゴイ人でありつづける為に
誰よりも「強く」あるべきだ!
社員の為、社会の為、
そしてなによりも自分の夢の為・・・・
そう言い聞かせながら必死に努力してきました。
優先順位をすべて仕事にして全力を注いで来ました。
・・・そんなこんなで社会人になって25年・・・
囲碁やスポーツで言うところの「強さ」は得たと実感しています。
しかし、まったく人間として「一目置かれる人」になれている気がしないのです。
ここ数年ずっと考え自問自答を繰り返してきました。
問い続けた結果
ほんの少しですが強さの意味が分かってきました。
真の強さとは表面的な強さではなく全く別の場所にあったんです!!
いや~これだから人生面白い!!
まだまだまだまだ修行が足りない自分が
とても情けなくそして大好きになりました。