くじ引き人生 - プロローグ(改訂版)

吉田英樹(55歳)

中二病が発動したのかは分かりませんが途中まで進めていた電子書籍予定「くじ引き人生」の設定を大きく変更したくなりました! 今週はず~~~っと引きこもって書籍の原稿書いていました。

今日は息抜きも兼ねて「くじ引き人生」の設定から練り直しています。 せっかくなので主人公の余命を1年に設定し、プロローグから原稿を書き直す事にしました。 良かったらプロローグだけでも読んでいってくださいませ。

いつか必ず映画化してやるぞ! (中二病の戯言です)

くじ引き人生 - プロローグ:KUJI Life Picker 残り1年の人生

東京の片隅。六畳一間のアパートで、僕は時間を潰すように生きていた。
九条陽介、三十歳。仕事も人間関係も夢もなく、ただ日々を消費しているだけだった。

パチンコで金を失い、コンビニ弁当で腹を満たす毎日。
「運がない」なんて言葉じゃ片づけられないほど、不運が続いていた。

その夜、いつものように自販機で缶コーヒーを買おうとしたとき
足元に、白いカードが落ちているのを見つけた。

何のロゴもない、無地のカード。裏面には、黒いQRコードだけ。

「……何だこれ」

気まぐれでスマホを取り出し、QRを読み取ってみた。
すると、画面に現れたのは見たことのないアプリ。

KUJI:Life Picker
あなたの明日を選べます。

くだらない冗談アプリか?
そう思いながらも、指は勝手にインストールを押していた。

起動すると、黒い画面に白い文字が浮かび上がる。



「……は?」

画面に映る数字を、僕は思わず二度見した。

残り365枚。

つまり、あと1年で死ぬってことか?

そんなバカな話があるわけがない。
オカルト系アプリのジョークだろう。
笑って無視すればいい話だ。

画面には、明日のくじ候補が表示されていた。


「死にかけるほどの地獄ね。上等だよ」

僕は、迷いもなくE:BAD 100を選んだ。
アプリなんて信じていなかった。
本当にそんなことが起きるなら見せてみろ

そんな気分だったからだ・・・