「売るな」「話すな」「勧めるな」

訪問営業マンやテレアポしてくる営業マンはとにかくウザイ!

爽やかで笑顔満載でも
清潔な格好をしていても
ハンサムでも美人でも

営業マンと思われた時点で心の扉をシャットダウンします。

「営業される」

「欲しくも無い商品やサービスを押し売りされる」

と思ってしまうのです。

 

だから、心の扉を開くまでは絶対に

「売るな」「話すな」「勧めるな」なのです。

 

売るな!

分かりやすく例えるならこんな感じかな?? 今すごくカレーが食べたい人に「○○のラーメン屋はすごくうまいから食べな」といっても すごく迷惑な話ですよね!でも「○○のラーメンを食べたらすごく美味しかった」って 感想を述べる事は相手に強要する言葉ではありませんよね。 その話を聞いた相手は今はカレーを食べてしまっても きっとラーメンが食べたくなった時にその言葉を思い出すかも知れません。 商品やサービスは相手が望む時に差し出す事が大切! しかしキッカケを知らせてあげる事はさらに大切では無いでしょうか? ちょっと時間はかかるかも知れませんが、いきなり結果は出る営業などありません。 地道な努力があってこそ結果がでると私は考えてます。 結果がすぐに欲しい営業マンは「売り」に専念してしまうから 優良なお客様をいつも逃がしてしまうのですね。 焦る気持ちも分かりますが、商品を強要して売っては絶対に駄目です。 昔そんな強要して売りつける営業会社に配属した経験があるので そんな人間味の無い営業が嫌いになり転職したのです。 

話すな

どうしても営業マンとして自社商品を必死でアピールする為に 一生懸命に言葉を発してしまいます。 これは営業マンとして当然の行為です。 基本中の基本です。私もそうして来ましたからね。 しかし、営業マンとして知識が豊富になればなる程うまく行かなくなるんですね。 話せは話すほど売れなくなってしまうのです・・・・・ 「本当に営業って難しいな」「うまく行かないな」と感じました。 俺って営業マンに向いていないのかな?と本気で思った事もあります。 なんでだろう? 自分なりに分析して見た結果・・・ テレビを売る営業マンがどんなに良い部品をアピールしても 「テレビを売りたい行為」になってしまいます。 自動車を売る営業マンがどんなにエンジンをアピールしても 「それは自動車を売りたい行為」になってしまいます。 上記のように営業マンとしての当然の行為をした事が 逆にアダとなっていた事に気がつきました。 商品説明が上手になり知識が豊富になり・・・・・ 話せる営業マンになったときに陥る罠ですので気をつけてください。

勧めるな

新規営業にて自社商品やサービスをアピールするのはとても難しい事です。 とても高い確率で「お断り」されます。まあ当然ですけど。 私が現役時代の営業をしている時に一番悩んだ大きな壁でした。営業マンとして商品をアピールしないとお仕事になりません。もちろん結果が出なければ会社のお荷物になってしまいます。焦って商品を勧めれば勧めるほど悪循環に陥る傾向にあるのですね。ではどうすれば良いのでしょうか?答えは突然やってきました。商品を勧めるから悪いんだ!勧めない事にしようってね。そしてあえて悪い部分(欠点)を伝える事にしたのです。そうすると多くのお客様は「あれ?」と不思議な顔をしました。そりゃ~当たり前ですよね。だってそんなアホな営業マンはいませんからね。どんな商品であってもメリットやデメリットがあります。 あえてデメリットを伝える事で「この人は正直で信用できる営業マンだな」と 思っていただけるからだと思います。

 

営業マンは「売るな」「話すな」「勧めるな」と

それらしい事を言っておりましたが正しい答えは無いのです。

営業は人間にしか出来ない職業だと思っています。

どんなに文明が進化しても機械に変わる事は無いでしょう。

人間にしか出来ないからこそ営業は楽しいと感じられます。

楽しい反面プレッシャーもストレスも溜まりがちです。

お客様が100人いれば100通りの考えをヒヤリングし理解する必要があるからです。

そんなプレッシャーやストレスも、お客様の「ありがとう」で

すべて吹っ飛んでしまうから営業はやめられません。

営業は自分を成長させてくれる唯一の職業だと私は思っております。

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