スパム【SPAM】とは公開されているWebサイトからメールアドレスを収集し、
営利目的のメールを無差別に大量配信することを言います。
最近ではSEO(検索エンジン最適化)にも「スパム行為」と言った言葉を使っています。

広く全般にスパムとは・・・
「相手の立場を考慮しないで一方的な配信」=「迷惑行為」の代名詞になりつつあります。

さて、スパムの言葉の由来は何処から来たのでしょうか?
意味を理解しないで言葉を覚えるのが精一杯なのでココでシッカリと覚えておきたいですね。

「SPAM」とは、Hormel Foods社の缶詰の商品名らしいです。

▼これがスパム缶詰「ハムに似たミート缶詰らしいです」
spam.JPG
(ちなみに私は残念ながら食べた事が無いのです)

ではなぜこの缶詰が迷惑メールの代名詞になったのでしょうか?
由来は2通りとされております。

一つ目は・・・
イギリスのコメディー番組「Monty Python’s Flying Circus」
モンティ・パイソンの空飛ぶサーカスの有名なコントで、
レストランに夫婦が入ってきてメニューを選んでいると、
近くに座っているバイキング一団が「SPAM、SPAM、SPAM!」と
大声で歌いだし、店員も「SPAM」を連呼した為に
最初は嫌がっていた夫婦も最後には屈してSPAMを注文しまうストーリー。

二つ目は・・・
この缶詰は比較的安価で賞味期限も長い事から、
第二次世界大戦から「朝鮮戦争・ベトナム戦争」の時代を通して
連合国軍や米軍内で標準的に食糧として利用されたそうです。

この缶詰を兵士は毎日のように食べていた事から、
兵士達が「昨日もスパム、今日もスパム、明日もスパム、来週になってもまだスパム…」等とぼやいたそうです。

この2つのお話のように、ほしくもないのに
大量に送りつけられてくる広告メールを「SPAM」と連想したのが由来と言われています。

そもそも迷惑メールは当初は「ジャンクメール」といわれていました。
それがいつの間にか「スパムメール」になり、その後、ITの迷惑行為すべてを
「スパム」と呼ぶようになってますね!

ん~言葉の由来を調べるといろいろ発見できて面白いですね!

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