タイトルはふざけていますが真面目なお話です。

じつはお恥ずかしい話吉田の20代は「いいわけだらけの人生」だったりします。今思えば「承認欲求」から、他人に否定されたくないために「言い訳」をするのが癖になっていました。

「営業マン」をしていた頃の実話です。

「新規顧客獲得営業」としてリフォーム営業をしていた時は毎日が本当に地獄でした(今でも忘れません)。朝から晩まで雨の日も風の日も毎日毎日各家庭を300軒以上訪問してもまったく結果が出ない時にいつも心の中でこんな言い訳を連呼していました。

「俺は悪くない!結果が出ないのは商品のせいだ」
「売れない商品だから悪い。全ては会社のせいだ」
「客層が悪いのが問題だ」
「世の中が不景気だからだ」

こんな風に次から次へと言い訳が出てくるから不思議です。

幼稚な思考回路しか持ち合わせていない私吉田は結論として「営業職は向いていないからこんな酷い会社は退職しよう!」と決意!しかし・・・辞める事すら許してはもらえませんでした。(更に勘違い野郎に突入)

「俺の人生なんだから自由にさせてくれ!」

と、言い訳に言い訳を重ね、自分勝手にやめたい理由をぶちまけました。

すると、意外な返事が帰って来たのです・・・・
「結果が出ないからと今辞めたら本当に営業に向いていないままだぞ!」「いいわけ人生のまま中途半端なクズ人間でいいのか?」「会社のせいにする前に1カ月間自分の好きに営業し、それでも結果が出なかったら会社を辞めても遅くないでしょ?」

確かにその通りだった・・・・そう思った私はプレッシャーから開放されたのか自然に「笑顔」が出るようになり、営業成績の支店記録を塗り替えてしまう「大珍事」が起きてしまいました。

営業の知識(スキル)が急に身についたわけではありません。変わったのは「気持ち」だけでした。

支店長は私に、こう言いました。
「人間すべて気持ち次第。そしてなにより相手に感謝する気持ちが大切だ」
「その気持ちさえ忘れなければ、気持ちは必ず相手に伝わるものだ」
「思うように結果が出ないのは誰のせいでもなく、気持ちの焦りと甘えが原因」

「結果が出なかった理由はお前の気持ちの闇の部分がお客様に伝わっていたからだ」
「お前はもともと誰にも負けないくらいの笑顔と人をひきつける目力を持っている」
「そして、素直な気持ちも持っているんだよ。だから結果が出たんだ」

普段鬼のように厳しかった上司だけに認めてもらえた事と褒めてもらえた事は私にとって大きな自信につながりました。あの時私を「逃げ」と言う選択肢から引き止めてくださり感謝しています。おそらくあの時出会えなかったらきっと私は営業をやめてしまい、きっと今でも「いいわけだらけの人生」だったと思います。

成功している人、オーラがある人、魅力的な人はみんな「いいわけ」を言いません。
カッコいい人に共通して言える事はどんな事でも「一生懸命」なんです。

いいわけ言う暇と時間があるならば
今がどんな状況でも一生懸命に前向きに生きていればきっと何とかなります!

    いいわけでいいわけ?” に対して2件のコメントがあります。

    1. おっ3 より:

      できない理由を自分以外の要因のせいにしたり、
      ○○が無いからできないと文句を言っているうちは
      今の状況は打破できないと思います。

      どうしたらできるようになるのか、
      どうしたらもっと良くなるのか、
      常日頃から考え、実践、実験を繰り返すうちに、
      仕事の進め方に磨きがかかってくるのかな・・・。

    2. 吉田 より:

      おっ3さんへ

      そうですね
      実践を繰り返す事がとても大切だと思います。

      最初は出来なくても、繰り返して行くうちに
      必ず出来るようになるから人間って不思議ですね。
      だからこそヤリガイもあるのかな?

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