人間は嘘をつく動物である。
言葉があるがゆえの事だ。
もし「私は嘘を言った事が無い」という方がいたら教えて欲しい。
おそらく絶対に皆「嘘」をついた事があるのでは無いでしょうか?
「嘘」と言う言葉は皆使っているのにも関わらず言葉のイメージは良くない・・・・
おそらく、皆幼稚園児のときに「嘘は言ったら駄目ですよ」と教えられたからであろう・・・
それと、今まで嘘をついて何かしら「あと味の悪い結果」になった経験からであろう・・・
では「嘘」は本当にイケない事なのだろうか・・・
いいえ・・・・
私は違うと思う・・・
嘘は時にはとても必要なものであるのでは無いでしょうか!
どんな時に嘘が必要なのか?
・愛する人(自分以外の人)を心配させない為に是非使って欲しい・・・・
たとえば私がもし末期癌で「余命3ヶ月」と診断されたとしましょう・・・・
正直これが「真実」であっても絶対に言って欲しくない。
「タダの腫瘍だから大丈夫だよ」と「嘘」をついて欲しい・・・・
私がどんなに真実を教えてと頼んでもそうして欲しい・・・・
心が強い人なら告知されても大丈夫だろうが、私は駄目なのである。
(とても精神的に無理なのである・・・弱い男である・・・)
他にも子供を教育する段階で子供のやる気を育てる為には
真実ばかりではなく嘘を言う事も必要だと思う。
せっかくの未来の才能を大人の常識でつぶしてしまう可能性があるからである・・・
これは嘘をつく本人が「優しい気持ち」で居られるからこそできる裏技だと私は思います。
では・・・
絶対についてはいけない「嘘」ってなんだろう・・・
私なりの答えは・・・・
真実だって嘘だって・・・
結果的に相手を「傷つけてしまう」言葉は私にとってはすべて「嘘」だと思いたい・・・・
人間神様ではない・・・・
生きていると辛い事ばかりである・・・・・
だから、真実と嘘は自分の為では無く、他人の気持ちを第一に考え使い分けて欲しい・・・・
心は弱い・・・
弱っている時に心に傷が残るような「真実」は追い討ちになる・・・・
そんな時こそ愛のある「嘘」を是非使える人間になりたい・・・
それが私の答えである・・・・・
それが人を愛する行動ではないでしょうか・・・・・・
と、吉田は反省の毎日である。
愛のある上手な嘘をつける人間になりたいです。