次の僕へ はじめに
次の僕へ ~この本を手に取ってくださったあなたへ
もし人生を何度繰り返したとしても、きっと僕はまた、同じような道を選ぶと思います。
不器用で、まっすぐで、余計なプライドを抱えながらも、自分の信じた道を進もうとする――
そんな自分を、どこかで肯定したくて、何かを残したくて、この本を書き始めました。
これは、55歳になった僕が、かつての自分に宛てて綴った手紙です。
けれど、本当に届けたい相手は、今この本を手に取ってくれた「あなた」です。
この本の中で語っているのは、過去の自分への言葉です。
でも実はその言葉のすべてが、いま何かに迷い、悩み、進もうとしている“次の僕”
つまり、あなた自身にも届くのではないかと、そう願っています。
人生に正解なんてありません。
でも、過去を振り返ることで見えてくる“ヒント”は、たしかにあると思うのです。
そして、そのヒントはきっと、今のあなたの歩みの中にも見つかるはず。
自分の経験が、ほんの少しでも、あなたのこれからに役立てばうれしい。
あなたの人生に少しだけでも、僕から僕に向けたこの手紙が届くことを願って――。



