くじ引き人生 - 第07話

ふたたび会える日を願って

会えない日が、続いていた。
あの日以来、さやかから連絡はない。

もしかして、ただの体調不良だったのかもしれない。
もしかして、急な用事が入っただけかもしれない。
何度もそう自分に言い聞かせたけど、不安の火種は消えなかった。

LINEの画面を何度も開いては閉じた。
未読のままのメッセージが、余計に胸をざわつかせる。
「何かあったのか?」という疑問が、じわじわと心を侵食していく。 僕は毎日アプリを開いて、小さなLUCKYを選び続けていた。

最初は「もし会えるなら」くらいの気持ちだった。
でも、日に日に「会いたい」という想いが強くなり、
僕はより高いLUCKを選ぶようになっていた。

会えない理由も、彼女の状況も、僕には何もわからない。
けれど、なぜだろう。
この選択だけは、自分にできる唯一の祈りのような気がしていた。

そして、三日目の夜。

ベッドに横たわりながら、スマホをいじっていたときだった。

ピコンッ
LINEの通知が鳴った。

「……え?」

画面を見ると、そこには見慣れた名前が表示されていた。

さやか
「ごめん、連絡できなくて。……少し話せる?」

胸が跳ねた。
言葉にならない想いが、指先まで震えた。