第1章 通販サイト制作の流れと費用感【3】自分で作る場合との比較
3.自分で作る場合との比較
プロに依頼するのは投資ですが、もうひとつの道があります。
それは 「自分で作る」=時間と労力を自分自身に投資する道 です。
自分で作る場合の流れ
- サービス選び
- BASE、Shopify、STORES、WordPress+プラグインなどから選択
- それぞれの特徴を理解し、自分に合うものを決める
- アカウント登録・初期設定
- ドメイン設定、ショップ情報登録、配送・決済の設定
- デザイン・カスタマイズ
- テンプレートを使って見た目を整える
- 必要に応じてHTML・CSS・アプリ連携で拡張
- 商品登録
- 写真撮影、説明文作成、価格設定
- SEOを意識した商品ページの工夫
- 公開・運営
- SNSや広告で集客
- 問い合わせ対応や在庫管理もすべて自分で行う
ポイント
- 費用は格段に抑えられる(月額数千円~)
- 自由度は高いが、すべて自己責任
- 最大のコストは“お金”ではなく“時間”
自分で作れば、初期費用は確かに安く済みます。
サービスによっては月額数千円で立ち上げられるため、表面的には「お得」に見えるでしょう。
しかし実際には、最大のコストは「時間」です。
デザインの調整、商品登録、規約や特定商取引法の表記、決済や配送の設定。
すべてを自分でやるには、膨大な作業時間と知識の習得が必要になります。
しかもそれは一度やって終わりではなく、改善・更新を繰り返す継続作業です。
つまり「自分で作る」という選択肢は、お金の節約ではなく、自分への投資なのです。
学んだことは将来必ず資産になりますが、同時に「今の時間」を差し出す覚悟が求められます。
もしあなたが本業で手一杯なら、無理に自作にこだわる必要はありません。
逆に、「学びながらでも挑戦したい」「小さく始めたい」という人には大きなチャンスになります。
結局、通販サイトを立ち上げる選択肢は2つです。
- お金を投資して、プロに任せて最短で仕組みをつくる
- 時間を投資して、自らスキルを得ながら仕組みをつくる
どちらを選んでも間違いではありません。
大切なのは、「何のために通販サイトを持つのか」という目的を見失わないこと。
その目的がブレなければ、プロに任せるにせよ、自分で作るにせよ、きっと成果につながるはずです。


