かんぴょう取材から始まった僕の作家人生
ファイルの整理をしていたら、懐かしい写真が出てきました。
僕の最初の書籍『超・ネット販促』を出版したときに取材した、かんぴょう農家さんの姿です。






もう15年以上前のこと・・・
実際に畑へ足を運び、夕顔の実を収穫するところから、白い帯状に剥いて乾燥させるまで。「かんぴょう」がどのように作られるのかを、自分の目で確かめ、カメラに収め、文章に落とし込んでいきました。
かんぴょうは夕顔の実の“皮”の部分だけを使うため、ほとんどが廃棄されてしまいます。その「もったいない」から始まったのが、夕顔の実を粉末にしてうどんに練り込んだ「かんぴょううどん」でした。
しかし現実は厳しく、手間のかかる国産かんぴょうは安価な中国産にシェアを奪われ、市場は縮小。さらに後継者不足という大きな課題にも直面していました。だからこそ、商工会議所と連携して生まれた「かんぴょううどん」は、新しい可能性を切り拓く挑戦でもあったのです。
僕はこの取材を通して、理屈だけではなく「現場を知ること」の大切さを実感しました。ただ本を書くのではなく、現場の声を拾い、未来につなげること。それが僕の役割であり、使命だと感じた瞬間でした。
あのとき出会った農家のおじさん。
今も元気でいてくれているだろうか。
写真を見返すと、そんな思いが込み上げてきます。
そして今、アップルバナナへ
今、僕が取り組んでいるのは「沖縄アップルバナナ」のリアルタイム販促プロジェクト。
かんぴょう取材の頃と同じように、実際に沖縄の農園に足を運び、現場の温度を感じてから本を書いています。そして今回は、そのプロセスを1年間リアルタイムでウェブに公開しながら形にしていく新しい挑戦です。
常に前進しつつも、初心を忘れない。
15年前に感じたあの原点を胸に、今も変わらず「伝えること」に全力を注いでいます。
これからもガンバリマス!


