味方のフリをした「いちばん危険な敵」
世の中には、やたらと距離を縮めてくる人がいる。「味方だよ」「応援してるよ」なんて調子のいい言葉を並べながら、やっていることは真逆。こちらの懐を探っては、自分の得になるかどうかだけを測っている。
こういう人に限って「人を見る力」だけは妙に鋭い。相手が自分より下だと判断した瞬間、態度が一気に変わる。上から目線でマウントを取り、利用価値がなくなるまでしゃぶりつくす。まるで「弱っている動物を見つけたハイエナ」のように。
一方で、自分より上だと思った相手には別の牙がむく。噂話をばらまき、根拠のない陰口を広げ、とにかく人気を落とそうと必死になる。自分の位置を守るためなら、相手の人生を平気で踏みにじる。その姿は、自分では気づいていないのだろうけれど、滑稽で、哀れで、そして何より危険だ。
本当の敵というのは、拳を振り上げてくる相手ではない。正面から文句を言ってくる相手でもない。
いちばんやっかいなのは「見方のフリをして近づき、気づいた頃には心の中まで入り込んでいる人」である。
こういう輩の共通点はただひとつ!
「自分の利益以外、何ひとつ興味がない」
ということ。
あなたの努力も、あなたの人脈も、あなたの信用も、彼らにとっては利用するための材料でしかない。
敵より怖いのは、味方の皮をかぶった敵だ。
もっと怖いのは
それに気づかず、いつの間にかエサにされている自分自身だ。
距離を取ればいい。
境界線を引けばいい。
そして、自分の心の場所に入れるべき人を、ちゃんと選べばいい。
こちらが本気で生きていれば、
利用しようとする輩は自然と離れていく。
近くに残るのは、味方のフリではなく、本物の仲間だけだ。


